コラーゲン

コラーゲンは、美容に関心がある人ならとっても気になる成分ですよね。平常時でもコラーゲンでお肌プルプルにしたいものです。そのコラーゲン、実は妊娠線とも深い関わりがあるのをご存知ですか？

●コラーゲンとは？

コラーゲンとは、人間の身体を作っているタンパク質のうち、約3割を占めて、人体に存在している物質です。主に腱や関節、骨の中には、たくさんのコラーゲンが存在しています。もちろん、皮膚にも。

皮膚3層の真ん中にある真皮は、7割がコラーゲンで占められています。コラーゲンは表皮細胞と違い、肌周期に左右されず、数年をかけて新陳代謝していきます。この時、代謝がスムーズならば、古くなったコラーゲンは老廃物として排出されますが、代謝が滞っていると劣化したコラーゲンが残ってしまいます。

すると、健康なコラーゲンまで影響を受けて、本来の弾力性を失っていくのです。妊娠中はそれでなくとも、このコラーゲンの弾力性や結合力が踏ん張って、妊娠線から皮膚を守ってくれます。質の良いコラーゲンを補給することは、妊娠線の予防に繋がるのです。

●コラーゲンの働きと効果

・細胞同士の結合に、強度と弾力を持たせます。
・肌の弾力やハリ、ツヤを作ります。
・カルシウムなどのミネラル分の働きを助け、骨を丈夫にします。
・免疫力をアップします。
・関節や血管など、弾力やクッションが必要な部分に働きかけます。

●コラーゲンは妊婦にも使えるの？

もちろん、使えます。外側からだけでなく、食べ物としても多いに摂取してください。その時、ビタミンCも一緒に摂るようにしましょう。

コラーゲンには、動物由来や魚由来のものがありますが、妊婦さんには肌に優しい魚由来のマリンコラーゲンをお勧めします。マリンコラーゲンはアレルギーが少なく、水分たっぷりなため肌馴染みのいい、安心できる天然素材です。