プラセンタ
美容に興味のある人なら「プラセンタ」という名前を、聞いたことがあるでしょう。プラセンタとは何のことでしょう?妊娠線予防に、どのような効果があるのでしょうか?知っているようで知らなかったプラセンタの真実!ここで解明します。
●プラセンタとは?
胎盤のことですが、美容成分に使われるプラセンタとは、その胎盤から有効成分だけを抽出したものを指します。胎盤には、ご存知の通り、生命を成長させるためのあらゆる栄養素や物質が含まれています。
プラセンタに含まれている成分
・アミノ酸
食物から摂取するアミノ酸は、吸収効率がプラセンタよりも格段に落ちてしまいます。プラセンタのアミノ酸は、肌から吸収されやすい形をしているのです。
・タンパク質
プラセンタの中には「成長因子」と呼ばれるものがあり、タンパク質に分類されていますが、このパワーこそがプラセンタの本領となるものです。この成長因子が働くことで、細胞の新陳代謝のスイッチが入るのです。
・糖質
肌細胞を守る役割があります。
・ビタミン類
豊富な各種ビタミンは、くすみがちな妊娠中のお肌を、明るく元気にします。
●プラセンタの働きと効果
・コラーゲンの生成
コラーゲンは、もとはアミノ酸から作られています。
・生理活性成分で、肌を正常な状態に保ちます。
ビタミン類が持つ抗酸化作用は、肌細胞の活性酸素を取り除きます。
・アンチエイジング
プラセンタが持つ、細胞の若返りパワーと成長因子で、妊娠中のお肌の負担をサポートします。
●プラセンタは妊婦にも使えるの?
外用としてなら差し支えありません。サプリ等では、まだ専門家の意見が分かれるところですが、妊娠線予防としてクリームなどに配合されているものは、問題ありません。とはいえ、ちょっと心配なあなたに朗報です。
プラセンタには種類があり、豚(日本では一般的)、羊(海外で多く使われている)、牛(狂牛病の不安から使用を控える声も)、馬(最高級)が使われています。中でも妊婦さんにお勧めなのは、最高級プラセンタに属する馬です。
馬は体温が他の動物よりも高いため、寄生虫の心配もなく、アレルギーもありません。しかも特出すべきは、その有効成分の含有量です。例えば、アミノ酸ならば、一般的に使われている豚の約250倍です。
妊娠線予防にプラセンタが入っているケア商品を使うなら、肌に優しい馬由来のものをお勧めします!