葉酸

葉酸は妊娠すると、母体にも赤ちゃんにも、非常に大切な栄養素だとご存知ですか？自然の食材の中に含まれる栄養成分の葉酸が、妊娠線とどういう関係があるのでしょう。そもそも葉酸とは何でしょう？

●葉酸とは？

葉酸とは、1941年にホウレン草から発見された成分で、ビタミンB群に振り分けられます。通常であれば葉酸は、毎日のバランスの取れた食事から摂取して、体内の乳酸菌により合成されるので、不足することはありません。

しかし、妊娠やホルモンバランスの異常、抗がん剤を用いてる人などは、不足することがあるので、気を付けてくださいね。厚生労働省でも2000年の暮れに、妊婦や妊娠新計画中の女性に対して、神経管閉鎖障害のリスク低減のために、日常の食事の他に1日400ugの葉酸サプリの摂取を推奨しました。

ただし、過剰摂取になると弊害があるため1日1㎎を超えないようにとも勧告しています。

●葉酸の働きと効果

・ビタミンB12と一緒に、造血作用に関わる成分です。
・タンパク質の合成や生成に深く関わる成分です。
・血流の正常化を図り、脳機能を改善します。
・細胞分裂を促進サポートするため、皮膚粘膜を守ります。

葉酸は、毎日の食事やサプリメントで摂取することも大切ですし、外側から直接お肌にアプローチすることも出来る、頼もしい成分でもあります。

●葉酸は妊婦にも使えるの？

使えます！葉酸は、体内でも生成しているビタミンの一種であり、妊娠すると不足する傾向にあるので、積極的な摂取をお勧めします。また食べ物からだけではなく、美容成分として外側からダイレクトに皮膚にアプローチしていきましょう！

タンパク質を合成する葉酸パワーは、妊娠線の予防には大きな役割を担っています。