ペプチド

「ペプチド配合」という文字を、よく見かけますね。栄養ドリンクであったり、化粧品であったり、サプリメントであったり。名前だけは広く知られるようになったペプチドですが、その正体はなんでしょう？ペプチドと妊娠線の関係についても、調べてみました！

●ペプチドとは？

まず最初に、ペプチドとは「ある状態」にあるアミノ酸の総称です。タンパク質は消化器で分解され、小さな分子のアミノ酸となり、私たちの体内に吸収されます。その、タンパク質とアミノ酸の真ん中にあるのがペプチドです。

つまり、小さなアミノ酸が2個以上繋がっている状態の物質を「ペプチド（結合）」と呼びます。このペプチド、元はタンパク質なので、たくさんの種類が存在しています。それは体内で生成されるものや、外から補う物を含めて膨大な種類になるのですが、その１つ１つに担うべき働きがあるのです。

さて、タンパク質でもアミノ酸でもないペプチドの利点ですが、組み合わせにより様々な生理活性を示すことが１つと、タンパク質より小さいので体内に入りやすく、アミノ酸より大きいので長く留まれる点です。

●ペプチドの働きと効果

・疲労回復
・筋肉強化
・肌の修復
・アンチエイジング
・免疫力向上
・高血圧予防

これら以外にも、ペプチドの種類によって、実に多様な働きと効果をします成分なのです。妊娠線と関係するところでは、やはり細胞の若返りや、ダメージの修復、繊維結合の強化などが挙げられるでしょう。

●ペプチドは妊婦にも使えるの？

もちろん！使えます。食物でペプチドが多く含まれているもの（ペプチド結合しやすいもの）は、大豆製品、乳製品、魚類です。これらは妊娠中は、積極的に摂りたい食品ですよね。

ペプチドは、塗ってよし！食べてよし！の健康美肌成分なのです。